ありがとうの手紙

 平成30年度の屋久島町青少年育成町民会議では、主に町内の小・中学校を対象として「ありがとうの手紙」事業を実施しました。
普段なかなか言葉にできないありがとうの気持ちを手紙に書いて表現することにより、感謝の心を再確認しました。
 
最優秀賞を受賞した作品を紹介します。

おじいちゃんへ           宮浦小学校3年   岩切 苺香

 前、図工で小刀名人をしたって言ったのおぼえてる?

 けずったえんぴつを見て

 「えんぴつけずりより上手だねえ。」

 ってほめてくれたでしょう。

 でもそれは、じっちが、小刀を一生けんめいといでくれたからだよ。

 すごくけずりやすかったの。

 じっちにほめられると、やる気マンマンになるんだ。

 じっちがほめる名人だから、私はがんばる名人になります。

 これからもよろしくね。

 いつもたくさんありがとう。

 

助けてくれた歌を作った人へ     安房中学校1年   中村 瞳月

 歌、音楽。

 それは、まさに自分の気持ちそのものだ。

 私は、中学生になってから、焦りや苦しい気持ちを抱えてきた。

 例えば、中学生になり、いろんなことが新しくなり、失敗して、落ち込んでいる時に、音楽を聴いたり、歌ったりして、自分の気持ちを切り替えていた。

 歌の歌詞、それはまさに自分の気持ちだった。

 そういう自分に合ってるような歌を聴き、私は、いろんな事を乗りこえてきた。

 だから私は、その歌を作った人に感謝している。

 そして、これからも、私を支えてくれたことに感謝し続ける。

 歌、音楽いつもありがとう。

 そして、作った方々、ありがとうございます。

 私は、歌と、音楽が大好きだ。

 そして、歌うことも大好きだ。

 本当にありがとうございます。

 

娘、珠羽へ             宮浦小 保護者   福薗 奈緒子

 「私、生きている価値ないよね。」

 「私、ママたちに愛されていないよね。」

 十四歳になり、思春期を迎えたあなたが、ある日ママに聞いたね。

 自分は何者なのか、どんな存在なのか、いろいろなことを考え始めたのだと思う。

 正直びっくりして上手く答えられなかった。

 あなたは小さい頃から人見知りもしなくて、誰からも可愛がられる子だった。

 一歳半の時に弟が生まれて、もの心つく前からお姉ちゃんになったね。

 弟と二人厳しく育ててきたから、あまり甘えられなかったと思う。

 ママは、しつけのことばかり考えて、あなたにちゃんと愛情を示せていなかったんだと反省したよ。

 優しい子に育ってほしいと願いながら、ママ自身、あなたたちに優しくできなかったから、ママに似て意地っぱりで自分勝手な子になっても仕方ないと思っていた。

 でも珠羽は、まわりに気を遣える優しい子に育ってくれた。

 一番嬉しかったのは、八歳下の弟が心臓病をもって生まれて、ママもずっと入院して寂しかったはずなのに、「将来は、弟みたいな子を助けられる看護師になりたい。」と言ってくれたこと。

 自分のためではなく人のために将来を考えてくれたあなたを心から誇りに思ったよ。

 まだ六歳の弟をママは甘やかしてしまう

 逆に、中学生になったあなたには、気恥ずかしくて素直に愛情を示せない。

 でも分かってね。ママとパパを家族にしてくれたのは、珠羽の存在。

 珠羽が生まれて、私たちにたくさんの幸せをくれた。珠羽が寂しくないようにと弟たちが生まれた。

 中学生になった今、弟たちの怖い姉であり、ママがパパとけんかしてぶつぶつ文句言っていたら「ママもでしょ。」って静かに諭してくれる。

 話ができるだけで嬉しい。

 娘であり、親友であり、分身である珠羽。

 あなたはそこにいるだけで充分。

 だから今度聞かれたら

 「珠羽がいるからパパとママは幸せだよ。いつもありがとう。」って言うからね。

 

 


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