悠久の流れの中で、自然と共に生きる知恵と多様な集落の文化がとけあい、人々の営みが循環・持続していくまち



屋久島には、奥深い山の自然、生活の背景となる森や山、そこから流れ出る川、清らかな水、表情豊かな海、その中で育まれてきた農業、漁業、林業、それらを支えとして培われてきた集落固有の祭りや郷土芸能、神社・仏閣などの歴史・文化、それらに根ざした暮らしぶり、集落の営みがあります。
また、まとまりの強固な集落コミュニティ、集落ごとの自立・自治の精神など個性的で多様な特性をもっています。この個性的な多様性こそが屋久島の価値といえます。
これからは、悠久の流れという果てしなく長くつづく時間の中で、脈々と息づいてきた島の生い立ちや歴史を振り返り、先人たちが培ってきた自然と共に生きる暮らしぶりやこころのやさしさ、思いやり、強さをもう一度掘り起こし、新たな価値を創造するとともに、集落固有の多様な歴史・文化を受け継ぎながら、これらの多様性を語り合い、認め合い、とけあわせた中で、島に暮らす人々の営みを未来永劫絶やすことなく循環・持続させていくということを「まちづくりの基本理念」とします。
そして、「住民・集落」と「行政」が「まちづくりの基本理念」を共有しながら、「対話」と「協働」により、それぞれの役割・責任を分担しあう『屋久島スタイル』のまちづくり形態を創りあげ、新しいまちの姿(将来ビジョン)を実現させていきます。
新しいまちの姿を実現するには、一定の財源(注釈)が必要となります。地方の過疎化、少子高齢化に対応するために国が掲げる「地方創生」という時代の大きな流れの中で、皆様からの御厚意により共にまちづくりを進めていくことを目的に、屋久島町だいすき寄附条例を制定し、「屋久島町だいすき基金」を設置しました。
ふるさとへの熱い思いをお持ちの屋久島出身の皆様、屋久島ファンの皆様のあたたかいお気持ちをお待ちしております。
屋久島町長 荒木 耕治
(注釈) 皆様からの寄附金は、平成30年4月1日条例改正により、「環境保全」、「子育てや教育」、「人口減少対策」、「地域の活性化」、「消防・防災対策」の5項目に対し、大事に活用させていただきます。