一本一本の地杉が、一つの空間をつくる

議場内
議場に入る機会があれば、天井を見上げてみてください。
地杉の部材が少しずつ位置を変えながら幾重にも重なり、中心を囲むように広がっています。
木材を持ち送りながら組み上げる構造によって、森の木々や枝葉が重なってできる林冠のような、包み込まれる空間がつくられています。
一本一本の木材は決して大きなものではありません。しかし、それぞれが隣の部材を支え、力を受け渡すことで、広い議場の屋根を形づくっています。
議場は、町民の代表が集まり、屋久島町の現在と未来について話し合う場所です。異なる地域、世代、立場を持つ人々が、互いの考えを受け止めながら一つの方向を見いだしていく。その営みは、一本一本の地杉が力を分かち合い、一つの大きな空間をつくる天井にも重なります。
屋久島憲章には、自然資源と環境の恵みを生かし、その価値を損なわない「永続できる島づくり」を進めることが掲げられています。
森を守ること。木を使うこと。島で暮らし続けること。これらを長い時間の中で調和させていくことが、屋久島の未来にとって大切です。
議場への入場及び撮影について
議会会期中や、その他の会議等で使用中の場合は入室及び写真撮影はできませんのでご了承ください。