「屋久島町過疎地域持続的発展計画(案)」に関するご意見の内容と町の考え(回答)について

「屋久島町過疎地域持続的発展計画(案)」に関するご意見の内容と町の考え(回答)について 

  • 実施期間:令和7年11月4日(月曜日)~令和7年11月28日(金曜日)
  • 受付人数(ご意見の数):2名(2件)
No. ご意見内容 町の考え(回答)
No.1 このような計画は、町で何度も策定されているが抽象的過ぎて何をどうしたいのかが、一切見えてこない。加えて、どれだけの目標を達成できたのか、殆ど数字が示されていない。
 何故「定住率」を公表しないのか。移住後に、様々な理由でこの島を離れていく方が少なからずいらっしゃる。そういう現実もアナウンスするべき。
 具体的な数字の列挙、課題の取組に対する進捗状況、PDCAサイクルの進捗度合い等の情報、そして目標を実現していくための「具体的な」フレームワークを示してほしい。そうすることで、町民が自ら参加したくなるような意欲(モチベーション)も湧いてくるのではないか。
 本計画が抽象的であり、目標や達成状況が分かりにくいとのご意見ですが、今後については可能な範囲で指標や数値を用いた説明に努めてまいります。
 「定住率」につきましては、定住をどの基準で測定するかについて明確な指標が存在せず、単一の数値で示すことが難しい状況です。一方で、屋久島町では、少子化・自然減・社会減などの要因により人口減少が急速に進んでおり、今後は人口減少に歯止めをかける取組と、人口減少に合わせた地域づくりの双方を進めていくことが重要であると考えております。
 移住支援や子育て支援など、関係施策と連携しながら、若い世代や子育て世代の定着に繋がる環境づくりを進めてまいります。
 また、町政や施策の背景・目的を町民の皆様にわかりやすく伝えるためにも、いただいたご意見を踏まえ計画書の表現の整理や、公表情報のわかりやすさの向上に取り組んでまいります。
 事業の進捗管理については、過疎対策事業債を活用した事業の評価を所管課で行い、その結果を議会へ報告する仕組みにしております。今後も可能な範囲で事業の状況を町民の皆様にわかりやすくお伝え出来るよう、情報発信に取り組んでまいります。
No.2  子育ては産む時も、産んだ後も長い期間時間とお金がものすごくかかる。この部分にどれだけ公的な手助けができるかが大切。屋久島を【子育てがしやすい島】とすべくダイナミックな子育て支援を打ち出すべき。
 人が増えれば家も必要となるため、空き家対策、移住者用の住居などの整備も必要になる。
 町としても、子育てのしやすさは移住・定住の促進に直結する重要な要素であると認識しており、妊娠・出産・子育て期を通じた負担軽減に向けて、子育て支援拠点の整備や、医療費の助成、学校のスクールバス運行など、関係施策と連携した支援を進めているところです。今後も、保育・教育環境の充実を含め、子育て世帯が安心して暮らせる環境づくりに努めてまいります。
 また、ご意見のとおり、子育て世帯や若い世代が定着していくためにも、住まいの確保が不可欠です。空き家の活用を含む住宅確保に向けた取組についても、過疎計画に基づき、地域の実情を踏まえながら必要な環境整備を進めてまいります。移住・定住の受け皿となる住環境整備について、関係施策と連携しつつ引き続き取り組んでまいります。

 

 


このページに関するお問い合わせ先
屋久島町 政策推進課 企画調整係

〒891-4292 屋久島町熊毛郡屋久島町小瀬田849番地20
TEL 0997-43-5900(内線224)
FAX 0997-43-5905
メール 
kikaku@town.yakushima.kagoshima.jp​

ページトップへ

QRコード
Mobile Site