世界自然遺産地域ネットワーク協議会の設立について

 国内では、白神山地と屋久島が1993年に、知床が2005年に、小笠原諸島が2011年に、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約に基づく世界自然遺産に登録されました。
 世界自然遺産として評価された自然を有する自治体は、評価された自然の価値が異なるものの、その価値を損なうことなく、将来に向かって保全する共通の使命を帯びています。
 日本に4地域しかない世界自然遺産の価値の啓発と保全に主体的・継続的に取り組むため、日本の世界自然遺産地域を構成する町村が連携する「世界自然遺産地域ネットワーク協議会」を設立しました。

<協議会設立の経緯>
 世界自然遺産登録20周年を機に発信した「屋久島からのメッセージ」の実現のため、2015年7月、屋久島町から関係町村に対して、世界自然遺産地域を有する自治体が共通の使命を認識し、自然資源の保護と活用の方策を確立するために、問題意識を共有し、協働を通じて相乗効果を発揮するネットワークの構築の必要性を提起し、世界自然遺産登録地域間の自治体連携を呼びかけました。
 同年11月に開催された全国町村大会に際して関係町村の長が初めて顔を合わせ、連携組織の設立に向けて準備を進めることが確認されました。
 2016年6月26日、小笠原諸島世界自然遺産登録5周年イベントに合わせて、関係町村長らが都内に集まり、協議会の名称や規約を正式に決定しました。なお、荒木町長はこの協議会の会長に選任され、設立の趣旨の説明と、協議会の設立宣言を行いました。

世界自然遺産地域ネットワーク協議会設立趣意書

世界自然遺産【地域連携ネットワーク協議会
2016年6月26日 設立宣言当日の様子


<協議会の概要>
 名称:世界自然遺産地域ネットワーク協議会
 目的:世界自然遺産地域を区域内に有する町村の連携によって、日本の世界自然遺産地域の価値と魅力を
    発信し、社会的な環境保全活動を推進するとともに、協議会を構成する町村の地域振興を図る。
 組織:世界自然遺産地域を区域内に有する8つの町村の長
  知床
   北海道斜里町 町長 馬場 隆
   北海道羅臼町 町長 湊屋 稔
  白神山地
   青森県深浦町 町長 吉田 満
   青森県鰺ヶ沢町 町長 東條 昭彦
   青森県西目屋村 村長 関 和典
   秋田県藤里町 町長 佐々木 文明
  小笠原諸島
   
東京都小笠原村 村長 森下 一男
  屋久島
   屋久島町 町長 荒木 耕治(会長)

 

活動報告

・平成30年5月22日(火)森林環境税に関する要望活動を行います
要望活動プレス

森林環境税に関する提案・要望

 

 

お問い合わせ先
〒891-4205 熊毛郡屋久島町宮之浦1593番地
世界自然遺産地域ネットワーク協議会事務局
(屋久島町環境政策課自然環境係長 内田)
TEL:0997-43-5900(内線 285)  FAX:0997-42-1505
E-mail:kankyo@town.yakushima.kagoshima.jp

 

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