
仕事で一人前になり、屋久島の生活を楽しみたい
子どもの頃から自然の中で働きたいと思っていた西村さん。
約9割が森林である屋久島で林業に就き、
仕事のスキルアップを目指しながら
マイペースに島での生活を楽しんでいます。
屋久島に移住された理由やきっかけは?
製材所に就職するために移住しました。
日本の自然環境や動植物について学べる専門学校に通っていたのですが、研修で屋久島に来て、今勤めている製材所へ企業見学に行ったのがきっかけです。

その時に説明をしてくれた方の雰囲気から、自分に合いそうな会社だと思ったこと、そして屋久島で林業に携わることは貴重な経験になると思ったので、その後オンライン面接をして採用していただきました。
移住して、都会との違いは感じましたか?
人と人とのつながりや距離の近さをすごく感じます。
例えば、今住んでいるアパートのことで不動産屋さんに電話したら、すぐに家に来てくれてそのまま大家さんの家まで一緒に行って対応してもらうということがありました。都会で、この距離感やスピード感はなかなかないですよね?

会社でも、入社当時から「最初は大変だと思うけど頑張れよ」と常に声をかけてくれる先輩がいて、精神的な面でとても心強かったのを憶えています。移住したばかりでわからないことが多かったので、相談に乗ってもらえて助かりました。
休みの日はどのように過ごしていますか?友達はできましたか?
休みの日は家でゆっくり過ごすことが多いです。
テレビを見るのが好きなのですが、屋久島はチャンネル数も結構多いですよ。
コンビニやお店がないので、最初は行く場所がないと思いましたが、今では慣れました。ゴールデンウィークと年末年始には実家に帰るので、その時に楽しめばいいかなと思っています。
友達に関しては、基本、車移動が多いのでなかなか同世代の人に会う機会が少ないのですが、最近よく行くガソリンスタンドのスタッフと仲良くなったところです。
屋久島に来てよかったなと思うのはどんなところですか?

海と山が両方見られるのが屋久島ならではだと思います。山の斜面で下刈り(苗木のために雑草などを刈ること)をしている時、目の前に水平線が広がってとてもキレイなんですね。疲れが吹っ飛ぶような気持ちよさを感じます。
入社当時はそんな余裕もなかったのですが、少しずつ景色の美しさに気づけるようになりました。
先輩たちが丁寧に仕事を教えてくださるので、これからどんどん習得していけば、すごく楽しい生活ができるんじゃないかと思っています。
困ったことや苦労したことなどはありますか?
移住当初は、海が時化(しけ)の時は物資が届かなくなると聞いて不安になったりもしましたが、困るほどではありませんでした。フェリーが欠航になるという放送が流れるので、全員がスーパーに行って買いだめします。
スーパーは割と大きめのものがありますし、ドラッグストアもあるので買い物は問題ないです。鹿児島まで乗り継ぎなしの船で行けるので、他の離島に比べると便利じゃないかと思います。
これからやってみたいことはありますか?
林業は危険を伴う仕事で、学校で学んでいた時にはわからなかった自然の力強さを、身をもって感じながら取り組んでいます。チェンソーを使えるようになったら重機に乗れるので、どちらも一人前になりたいです。

プライベートでは、山登りを始めたいと思っています。九州で一番高い山も屋久島にありますし、登ってみたいですね。離島の中でも、海だけではなく山が好きな人に屋久島はオススメです。
プロフィール
- 名前:西村達哉さん
- 職業:会社員(林業)
- 家族構成:単身
- 移住時期:2025年4月
- 移住前の居住地:兵庫県